出版社内容情報
現代にとって書とは何か。詩人であり書人でもある著者が、近代日本の書の姿を明らかにすべく、近代日本の詩人たちの姿を通して、様々な角度から思索した論考集。本書は現代における書論の試みであり、異色の近代文学論である。
目次
詩人の書(西欧の詩を種として産声を上げた明治の新しい日本の詩;「千曲川旅情のうた」島崎藤村の詩書 ほか)
詩の姿(墨書と詩;鮎川信夫―石徹白の詩碑 ほか)
対談 北村太郎×疋田寛吉
詩魂の書―『断腸亭日乗』に見る荷風の書(荷風の“筆札”感覚;見逃せない荷風の書の二要素 ほか)
近代芸術家の書―その異形の書の系譜(注目され出した近代芸術家の書;『明星』発刊を契機として ほか)
著者等紹介
疋田寛吉[ヒキタカンキチ]
大正12年生。詩人・書道評論家。「荒地」同人。戦前から詩を発表、戦後は文芸誌編集者を経て書画の制作・発表、書論・評論などを数多く執筆した。平成10年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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