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内容説明
太平天国の乱による一家離散。日清戦争への従軍と敗走。清朝の滅亡から民国初年の混乱へ―。大きな歴史のうねりのなかを生きた「最後の文人」の生涯をえがく。
目次
第1章 巨星落つ
第2章 成長と離乱
第3章 帰郷
第4章 同治童生、咸豊秀才
第5章 剣
第6章 缶と石鼓
第7章 哀楽の中年
第8章 饑看天と酸寒尉
第9章 剣候の剣と甲午戦争
第10章 蟠龍
第11章 1月安東令
第12章 去駐、縁に随わん
第13章 海隅三匈
第14章 西〓印社
第15章 悲愴と豊饒
第16章 色難し
第17章 宋梅亭のほとり