出版社内容情報
半世紀を越えるロングセラー『書の歴史-中国篇』を大幅に改訂・増補。包山楚簡、馬王堆竹簡・帛書など近年出土した肉筆資料を多数追加し、「古代の文房具」「楷書の定立」等の重要項目を新たに書き加えた書道史概説の決定版。
【著者紹介】
(1917~2002)大正6年、静岡生まれ。比田井天来・石田幹之助・小林高四郎に師事し書学・支那学を修める。東京教育大学・日本女子大学・國學院大学・千葉大学などの講師を歴任し、昭和59年以降、大東文化大学教授として後進を育てた。「書跡名品叢刊」(二玄社)の解説の多くを執筆した他、編著書には『書の歴史-中国篇』『中国書道の新研究』(以上、二玄社)、『書道大字典』及びその縮約版『角川書道字典』『隷書大字典』(以上、角川書店)などがある。
内容説明
新出資料を大幅に採用。中国書道史入門の決定版。50年に亘るロングセラーの増補新訂版。
目次
文字のはじまり―殷・周・秦
書体の分化・発展―漢・三国・西晋
現行書体の完成―南北朝・隋
書体と書風―唐・五代
古法と新風の隆替―宋・金・元・明
帖派と碑派の交流―清
著者等紹介
伏見冲敬[フシミチュウケイ]
大正6年、静岡生まれ。比田井天来・石田幹之助・小林高四郎に師事。東京教育大学・國學院大學等の講師を経て大東文化大学教授。平成14年歿
筒井茂徳[ツツイシゲノリ]
昭和22年、高知生まれ。伏見冲敬・北川博邦に師事。慶應義塾幼稚舎・中野区立中央中学校・東京都立竹早高校・國學院大學等の講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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