内容説明
初版発行(1999年)から、この10年で、石油をめぐる情勢は大きく変わりました。改訂版では、石油の正しい姿を理解してもらうために、第1章で、石油が現在直面しているさまざまな課題とその将来について概観し、第2章以下で、石油の成因と歴史、石油の化学、資源と採収、精製と製品、石油を原料とする高分子製品について、平易に記述します。
目次
1. 石油の将来―21世紀はどうなるか
2. 石油の歴史と現在
3. 石油の化学
4. 石油の採り方
5. 石油の精製―石油製品の製造法
6. 石油の製品―燃料油(エネルギー)
7. 石油からの化学製品―石油化学製品(工業材料)
著者等紹介
小西誠一[コニシセイイチ]
1953年東京大学工学部卒業、丸善石油(株)中央研究所勤務。1972年工学博士。1973年丸善石油(株)中央研究所副所長。1973~1974年大阪大学工学部非常勤講師。1977年丸善石油(株)環境安全部長。1983年防衛大学校応用化学科教授(燃料化学)。1993年防衛大学校定年退官。現在は、エネルギー・環境問題アナリスト。大学定年退官後、石油連盟の工業標準原案作成委員会、その他、経済産業省などから委託のエネルギー問題、環境問題の調査委員会・検討委員会の委員長、座長を随時つとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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