内容説明
ハイテクノロジーといわれるような技術の高度化が、経済社会から要請されるのに伴って接着の領域も広がりをみせ、重要性も増してきました。一方で、つけまつ毛、封筒、壁紙、日曜大工といった身近な利用分野もあります。このような裾野をもちながらも、誤った使い方による失敗から接着に対して不信の念をいだく人がいることも事実です。本書は、既刊の接着に関する本との重複を避け、肩のこらない読みものとしての内容にまとめることを心がけました。
目次
第1部 接着の歴史をふりかえる
第2部 接着を探る
第3部 接着の周辺
第4部 接着剤と工業製品の仲間たち
第5部 接着剤と上手につきあうために