感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eucalmelon
3
ハイスとは硬い奴・・ぐらいに思っていたが、ハイスピード(高速度)鋼だったとは・・・。ステンレスにもいろいろあるのは、わかった。一種類の合金を表す単語ではなかったんやね‥。焼き入れも温度によって、硬くなったり柔らかくなったり脆くなったり粘くなったり、温度を上げて冷やすだけとはちゃうんやねぇ・・とわかった。2018/10/30
ab abcdefg
2
鉄鋼材料の基本的な事項が網羅されており本格的な教科書を読む前の準備としては最適な一冊。2021/02/21
読書家さん#scEOcN
1
鉄鋼に関わる身としては非常に有難い本だった。なかなかとっつきにくい部分が多い、業界ではあるものの。 鉄の五大元素、カーボン鋼とステンレスの違い、熱処理の役割、ハイグレード鋼が必要な理由、ハイグレード鋼とカーボン鋼の違い、役割などなど。 面白かった。また何度も読み返す内容だと思うものの、日頃の業務を俯瞰して考えることができた。
CEO MOT
0
炭素の含有率が鋼の硬軟・強度を左右すること、鋼が生成されるまでの工程、用途に応じた形状、加工及び圧延、また品質改良を繰り返しながら、日本が高品質の鋼の世界的な生産国になって行った過程など興味深く読んだ。鋼の性質、強度は焼き入れ・焼き戻しに大きく左右されることや用途(橋梁、重機械)による分類など、適材適所に使い分けることが鋼の性能を最大限に生かすことある。間違うと切れるものも切れなくなる。鋼のヤング率は一定であることの所以、JISハンドブックとの数値の読み方等、業務のうえで多いに参考となった。2023/05/18
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