内容説明
本書は、既刊の『超ISO企業』(日科技連出版社)で取り上げたISO9001を認証取得している企業が遭遇する七つの経営課題のうち、“設計・開発段階での品質問題を減らしたい”という課題に焦点を合わせ、ある中小企業の電子工業会社を事例として、その取組方法を分かりやすく解説するものである。
目次
第1章 設計・開発段階での品質問題を減らすための実践事項(お客様の声をよく聞き、社内に徹底する;お客様の声を設計図、工程表などに正確に盛り込む;設計・開発のレビュー、設計検証、設計の妥当性確認を効果的に行う ほか)
第2章 各階層の役割(経営者層の役割;管理者層の役割;設計者層の役割 ほか)
第3章 自己診断チェックシート(自己診断チェックシートの目的;設計・開発段階での品質問題を減らすための自己診断チェックシート;自己診断チェックシートの分析)
著者等紹介
石川茂[イシカワシゲル]
1948年神奈川県に生まれる。1971年日本大学文理学部応用数学科卒業。1971年(株)日本科学技術研修所入社、開発第一部配属。1977年同社開発第一部PL。1980年同社開発第一部GL。1989年同社数理部部長。1998年同社ISO推進室室長。2001年(財)日本科学技術連盟、ISO審査登録センター所属。2003年同ISO審査登録センター情報セキュリティ審査室室長。品質マネジメントシステム主任審査員(JRCA認定、IATCA認定)、情報セキュリティマネジメントシステム主任審査員(JIPDEC認定)、(社)日本品質管理学会会員
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