内容説明
なぜ規定外のことが起きるのか?安全文化で防げる事故、防げない事故。会社のリスク、担当者のリスク。リスクマネジメントの第一歩は、その本質を知ることである!リスクマネジメントの本質を社会の風景から読み解く!!
目次
リスクとは何か
リスクマネジメントの原則
リスクマネジメントの枠組み
リスクの特定
リスク分析
リスク評価と対応
著者等紹介
野口和彦[ノグチカズヒコ]
国立大学法人横浜国立大学。リスク共生社会創造センターセンター長。大学院環境情報研究院教授。1978年3月東京大学工学部航空学科卒。1978年4月株式会社三菱総合研究所入社。2005年12月安全政策研究部長、参与を経て、研究理事に就任。2011年4月国立大学法人横浜国立大学客員教授に就任。2014年4月国立大学法人横浜国立大学大学院環境情報研究院教授に就任。2015年10月リスク共生社会創造センターセンター長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆんろん
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もっともっと読まれてよい本。安心と安全に関する整理など、社会的に共通理解が進むとよいのだが。2017/07/01
Shin-ichiro Tabuchi
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薄い本でありながら、中身はぎっしり。難しめなタイトルでありながら、スポーツを例に挙げるなどして読者に寄り添った書き方で、リスクやリスクアセスメントについて説明されています。「あるリスクを減らすことは、別のリスクを高めることになる」というのは、なるほどなと思った。リスクをゼロにすることは難しいし、無理でしょう。それよりも何かが起きた時のダメージを最小限にすることが大事な考えです。最後に、本著で紹介されたスヌーピーの名言を。「配られたカードで勝負するしかないのさ、それがどういう意味であれ」。スヌーピー、深いな2016/01/06