内容説明
人が生きていく上で一番必要な能力は、問題解決能力。実は、この変化の激しい時代とは、次々と新しい問題が現れて従来の知識や体験では対応できない時代を意味している。ますます、問題解決能力を要求される時代になっている。特に21世紀は、人の問題ということより心の問題の時代になると考えこれを念頭において展開している。
目次
1章 未知・既知について
2章 生きがいと人の問題
3章 意欲について
4章 問題解決の必要性
5章 問題の認識
6章 問題の解き方
7章 癖を変える
8章 戯言
著者等紹介
鈴木進[スズキススム]
1935年静岡県生まれ。東京理科大学理学部卒業後、電子機器部品メーカーに入社。在社中に部品設計、生産技術、VA、業務の標準化、全社のQC推進、営業企画・推進、事業部の管理等の業務を担当。退社後、(株)経営管理研究所参与となり、多くの企業を指導。現在、(株)ソプロ研究所代表取締役
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
17
古い本で、体系的になっておらず読みにくいのが欠点ですが、本書の価値は高いと感じました。本書は問題解決能力を訓練するテキストです。フレームワークによるテクニカルスキルとは一線を画し技法的には目新しいものはありませんが、寧ろ人の癖を変え、やる気を促す人材育成の教科書です。沢山の事例と痒い所に手が届く数々の指摘は、今も通用するものが多いですね。最後に気に入った言葉。要因未知の問題は打つ手打つ手が後手になる。この事実を素直に感じ、積極的に情報を集め、ばらつきの考え方を駆使すれば未知が既知になり問題の解決に近づく。2021/02/16
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