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出版社内容情報
近年では、品質工学への認知が進み、特にパラメータ設計の有用性は企業においても理解されつつあります。しかしながら、既刊書では、統計の基礎についての理解を前提にしている点や体系的な教育指導に適したものがあまりないという点で、読者のニーズに応え切れていない部分がありました。
本書では、理解の程度を把握できるよう基準を設定して、学習過程を明示しています。そこで品質工学の内容を段階ごとに整理する意味で本書は準備編、入門編および実践編の3編構成となっています。また、品質工学を学ぶ上で地図になるものを示すことができればよいと考え、“品質工学学習の指針”と銘打った一覧表を作りました。一覧表には本書の内容と内容を構成する重要なキーワードを規準として記載しました。学習の進度と理解の程度を判定するための資料としてご利用いただけます。
第1部ではあまり類書では触れられることのない、品質工学で使用する統計の初歩から解説します。第2部では、学校教育における学習指導要領のような、理解すべき概念について規準をもうけて整理(体系化)することで学習過程を明示しました。第3部では、機能性評価やパラメータ設計の実践について、品質工学アドバイサーとしての心得を述べています。
基礎から品質工学を学びたい方や、会社や学校で品質工学教育を担当している方におすすめです。
内容説明
パラメータ設計の学習体系を見える化。理解を積み上げていく学習ができる!準備編:品質工学学習のための基盤形成。入門編:機能性評価とパラメータ設計の理解。実践編:実験計画の策定方法と実験結果の評価方法を習得。
目次
1 準備編(品質工学の考え方;品質工学における実験の考え方;分散分析法;直行表;システムの出力のばらつきと出力の大きさ)
2 入門編(機能性評価;パラメータ設計;パラメータ設計の実例)
3 実践編(動特性とみなすSN比;機能の表現と誤差因子;直交表の詳細;パラメータ設計におけるチューニング;シミュレーションによるパラメータ設計)
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