内容説明
「現場力・人間力を育む」トヨタの現場を守る。管理者の思い。
目次
第1章 会社生活は人生
第2章 教え育む―現状認識と環境の変化に対応
第3章 職場を悪くしたい人は一人もいない
第4章 今一度、小集団活動の基本を考える
第5章 上司の関心・部下の関心―問題の共有化
第6章 コミュニケーション…できているだろうか?
第7章 管理監督者は更に研鑽、もっと勉強せよ
第8章 向上から安定…そしてぬるま湯感からの脱出
第9章 軸をもった管理監督者・リーダーになれ
著者等紹介
平井勝利[ヒライカツトシ]
1964年~トヨタ自動車へ入社。現場技能員としてスタートした。本社工場車体部プレス課へ配属、本社工場シャシー製造部プレス課。1997年~同課副課長。2000年~同部次長。2005年~TQM推進部主査。2006年~同(QCサークル東海支部幹事長を兼任)。2007年~同(QCサークル東海支部副世話人を兼任)。2008年~同(QCサークル本部幹事を兼任)、(日本政策投資銀行参事を兼任)。2010年~トヨタ自動車退職、平井マネジメント研究所・所長。現在、一般財団法人日本科学技術連盟・嘱託(QCサークル本部幹事及び東海支部相談役)、日本政策投資銀行参事、フジアルテ株式会社顧問を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tokkun1002
7
p39五大任務p64現場はQCサークル、設備保全はプラスTPMp84五現主義、現地現物現実原理原則p125門礼 2012年。2017/09/23
ara
2
仕事の参考になるかと思い読んでみた。 タイトル通り、主に部下育成のことを中心に書かれている。 今のご時世、部下育成も簡単ではないが、著者は、昭和を働いた人らしく、かなり泥臭い育成方法が書かれている。 ただ、突飛な小手先でどうこうするよりも、結局、本書で書かれているような、当たり前のようで意識しないとできないことを実践するのが一番の近道なんだろうと思う。2025/01/01
ひろっぴ
1
トヨタの製造業の現場管理者としての経験を基に、品質管理や、職場環境のマネジメントなどについて書かれた本です。私は事務系の職場ですが、職種は異なれど職場の課題となることは同じようなことなのだなと感じました。だからこそ、その経験を踏まえた職場環境の維持・改善の考え方は非常に参考になりました。特に中間管理職の方などにおススメです。2013/03/10
凸凹
0
トヨタはモノづくりだけではなく、人を育てることについても一流ということが分かった。部下との接し方について、わかりやすくまとめられている。2014/06/05