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内容説明
人の“注意”や“努力”によらず、ヒューマンエラーは避けられる!RCA(根本原因分析)、FMEA(失敗モード影響解析)等で真因に手を打とう。病院など、製造業以外の具体的例示も豊富。
目次
第1章 最近のトラブル・事故の特徴(繰り返されるトラブル・事故;技術不良と管理不良 ほか)
第2章 未然防止とRCAにかかわる基本的な考え方(プロセス重視と標準化;PDCAサイクルと改善・管理 ほか)
第3章 人に起因するトラブル・事故の未然防止活動(意図しないエラーに関する誤解;エラープルーフ化とは ほか)
第4章 RCAによる未然防止活動のレベルアップ(RCAとは;RCAの難しさ ほか)
第5章 未然防止活動とRCAの展開(経営における未然防止活動とRCAの役割;未然防止活動とRCAの今後)
著者等紹介
中條武志[ナカジョウタケシ]
中央大学理工学部経営システム工学科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりもり
4
良書。コンパクトだが、ヒューマンエラーを防止するための手法が丁寧に解説されている。特に、エラープルーフ化の5つの原理(排除、代替化、容易化、異常検出、影響緩和)と、再発防止の3つのレベル(個別、類似原因、根本原因)が参考になった。個別の再発防止だけではエラーは減らず、類似原因による水平展開、更には根本原因を解決するための組織的対応など、ヒューマンエラーを個人のせいにするだけの組織では決してミスはなくならないことがよく分かる。すべての作業従事者およびその統轄者に読んでほしい本。★★★★★2024/06/10
mittaka
1
未然防止は再発防止に含まれると理解した。ポイント2点●類似原因の再発防止(水平展開)も未然防止も同じことを意味している ●エラープルーフ化の五つの原理:排除、代替化、容易化、異常検出、影響緩和 1)作業や注意を不要にする 2)人が作業しなくてもよくする 3)作業を人が行いやすいものにする 4)エラーに気づくようにする 5)影響が致命的なものにならないようにする 五つの原理を説明した図、サブ原理、実例を示した図が参考になる。未然防止のツボを理解しそれを分かりやすく説明しており、類書の中で一番有用だと思った。2020/06/22
MJ
0
トラブルで指名されるのは、私。どっかからコピペでもよかったんだけど、せっかくだし、じっくり学んでみようかと。専門用語もほとんどなく、理論、手法が分かりやすくまとめてある。ビジネス書を読み慣れてない私でも1日で読めた。読んだっていうか、目を通した。まだ消化はできてないけど。読ませたい人の顔がチラホラと(笑)2015/11/04
Kunitoshi Yonekura
0
常に初心にかえることが重要と気づかされます。2014/08/21
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