出版社内容情報
本書は、2018年2月に9年ぶりに改訂されたISO 31000と日本語訳を併記した書籍です。 ISO 31000は、「組織が直面するリスクのマネジメントを行うことに関して、適用可能な指針」を規定する規格です。つまり、組織が活動する上で生じる様々なリスクに対して、組織はどのように対応・対策していけばよいか、その管理策を設定するための助言といえるでしょう。
ISO 31000で定義する「リスク」とは、決して悪い場面のみを指す言葉ではなく、良い場面も含めて、「不確かさの影響」をいいます。
この意味で、リスクとは組織規模・業種などを問わず、およそ全ての組織を対象として運用されるものであり、国際的な規格として世界中で広く活用されています。
本規格の原文は英語であることから、取組みたくても中々取り組めないという組織も多くある中、本書は公式で唯一の日本語訳を掲載した書籍です。
また、英語の原文と日本語訳を併記しているため、必要に応じて原文にあたることもでき、ISO 31000を運用される方にとって欠かせない書籍です。
内容説明
組織に不可欠なリスクマネジメントの効果的・効率的な活用ガイド、9年ぶりの本格改訂!!
目次
1 適用範囲
2 引用規格
3 用語及び定義
4 原則
5 枠組み
6 プロセス