目次
第1章 地球環境に対して、いま私たちができること
第2章 何をテーマとして取り組むか
第3章 ISO14001規格のエッセンス
第4章 組織としての取組み(運用管理の秘訣)
第5章 ISO14001の中で自分が行うこと
第6章 自分が推進役になったら
第7章 まわりの人たちは私たちをどう見ているか
第8章 ISO14001と認証の限界
著者等紹介
国府保周[コクブヤスチカ]
1956年三重県生まれ。1980年三重大学工学部資源化学科卒業。荏原インフィルコ株式会社(現荏原製作所)入社。環境装置プラントを担当。1987年株式会社エーペックス・インターナショナル入社。エーペックス・カナダ副社長、A‐PEX NEWS編集長、品質保証課長、第三業務部長を歴任。またユーエル日本との合併後は、マネジメントシステム審査部長代理を務める。2004年株式会社日本ISO評価センター常務取締役。現在、研修講師、審査員、コンサルタントとして活躍中(JRCA登録主任審査員、CEAR登録審査員補)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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微風
0
ISOの本にありがちな条文とその内容の説明というより、簡単にわかりやすく数行にまとめた説明書となっている。 環境に取組む意義として、ISOのためのISOでないことを強調されて、何のために実施するのか説明されている。著者としての伝えたいところだろうと思う。 中級者には物足りないが、入門書としては良いと思われる。2025/02/25
vogels
0
アメリカ先住民に言い伝えられている言葉「大地は、未来の子供たちからの預かりもの」は、もともと環境のことを述べたものではないが、将来を見据えて、いま私たちが環境に取り組まなければならないという環境にぴたりとはまる。この概念が世界的な環境活動の原点にあたる。 しかし、環境テーマの扱う範囲は非常に広く、しかも組織ごとに大きく異なる。品質ISOは否応なしに顧客から要求されるが、環境への取組みは、法規制などの義務事項を除き、任意活動である。環境への取組みに意義を感じ、楽しみと充足感を見出すことが何よりも大切なのだ。
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