内容説明
本書は、多くの人々にISOやJISで規定する最新の製図ルールで図面を見たり読んだりすることを主眼に、初版にJISの改正事項及び多くの解説を加えて再編集しました。ISO/TC10(製図)及びISO/TC213(製品の幾何特性仕様及び検証)の日本代表エキスパート/国内対策委員会委員、JIS設計・製図分野の原案作成委員会委員として、長い間にわたって携わった者が執筆を行いました。設計者、製図者、CADオペレータ、間接業務エンジニア、大学生などの製図テキスト・図面の見方・読み方として使用できます。
目次
図形の読み方
寸法の読み方
寸法公差の読み方
幾何公差の読み方
表面性状の指示の読み方
溶接記号の読み方
特殊な部品、部品の図面の読み方
著者等紹介
桑田浩志[クワダヒロシ]
1940年広島県に生まれる。1972年母校関西大学工学部機械工学科の教職を辞し、トヨタ自動車工業株式会社に入社。社員教育、設計・製図関係標準化、SI化に従事。2000年トヨタ自動車株式会社を定年退社(設計管理部)。有限会社桑田設計標準化研究所設立。現在、代表取締役社長。ISO/TC10(製図)日本代表エキスパート、ISO/TC213(製品の幾何特性仕様及び検証)日本代表エキスパート、日本工業標準調査会標準部会機械要素専門委員会委員、JIS設計・製図関係原案作成委員会委員
中里為成[ナカザトタメシゲ]
1934年宮城県仙台市に生まれる。1953年宮城県工業高等学校機械科卒業。1953年東京芝浦電気株式会社入社。1962年東芝学園工業専門部機械工学科修了。1962年東京芝浦電気株式会社府中工場車両部にて鉄道車両の機械部分の設計業務に従事。1979年東京芝浦電気株式会社府中工場技術情報システム部にて技術標準化業務に従事。1986年株式会社東芝人事教育部東芝学園にて機械工学系の教育業務に従事。1990年東芝エレベータテクノス株式会社研修センタにて機械工学の教育業務に従事。1993年国立東京工業高等専門学校機械工学科にて機械工学の教育業務に従事。1998年東京工業高等専門学校定年退官。東京工業高等専門学校非常勤講師、東京工科大学非常勤講師
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