内容説明
マネジメント(運営管理)、膜技術、危機管理…次々に新たな水に関するビジネスが生まれ、世界各国で巨大市場が築かれている。欧州における、水メジャーといわれる、巨大企業。新興国における、新興メジャーといわれる、成長企業。日本が国を挙げてこれらのライバルとしのぎを削り巨大市場である水ビジネスを獲得していくためのヒントを、標準化の視点で書いた画期的な書。
目次
第1章 広がる水市場(水ビジネスの動き―水メジャーと新興メジャー;日本の動き)
第2章 標準化の潮流(標準化とは何か;標準化のビジネス効果;標準化活動)
第3章 これからの水ビジネスにおける標準化戦略(静かに進む標準化;国際協定に基づく国内規格の国際規格への整合;日本の国際標準化戦略;国際標準化がリードする“技術の強み”)
Special Remarks 日本的技術標準化戦略をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
超運河 良
12
食物連鎖のすべてのプロセスに関わるのは水。水がなければ、生命は維持できないという生物的な観点とビジネス的な観点を融合させと、水ビジネスを制するとはビジネスを制することもできる。水という資源分野を民営化して行くことは地域独占を買い取ることと同じになり、しかも地域の法律を変えさせる影響力もでる。水道処理と水道管事業を保有すると水の再生と水道水の輸送を両ほとも独占ができるので水道水宅送料という新しい切り口でビジネスができる。これからは容易に利権を取れる人との人脈が大事になってくる。水道利権にはどんどん投資する2015/11/10