内容説明
環境問題に関心の高い消費者、投資家、取引先等が影響力を強めれば、必然的に環境に対する配慮は企業の事業活動にも組み込まれていく。環境に関する規格ができれば、それを取得することがメリットになる。あるいは、取得しないことがデメリットになる。規格は法規制とは異なり、強制力はもたないものの、実際は企業の事業活動や企業イメージを大きく左右する。一方、わが国には“環境マネージメントシステム”や“環境監査”といった言葉にはあまりなじみのない企業もまだ多い。そこで、本書では、こうした言葉の意味をはじめ、それらについて国際規格化が求められる背景、議論の根底にある考え方等について説明を試みた。
目次
第1章 環境問題の構造変化
第2章 企業活動に及ぼす影響
第3章 環境マネージメントの考え方
第4章 環境マネージメントの国際規格化
第5章 今後の展開
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- 和書
- 地域理学療法にこだわる