内容説明
本書では、校正や試験における組織・機関・システムの認定から、人の技量さらには製品の認証に通じる適合性評価の基本原理と国際ルール、その考え方・使い方、国際的に取組みの現状などを紹介するとともに、これらの背景として基本的・共通的に要求される計量標準や標準物質の国際的な位置づけについて平易な解説を試みています。
目次
適合性評価制度の概要
計量標準の背景と概要
計量のトレーサビリティ体系
国際的相互承認の実際
適合性評価・計量標準関連の用語
計量単位：国際単位系（ＳＩ）
統計的手法の基礎
技能試験の実際
測定不確かさ評価の実際
適合性評価関連証明書
役に立つ適合性評価・計量標準関連の規格・ガイド類
適合性評価・計量標準にかかわる余話
著者等紹介
今井秀孝［イマイヒデタカ］
学歴、１９６７年３月東京農工大学工学部機械工学科卒業。１９８６年、工学博士。職歴、１９６７年、通商産業省工業技術院計量研究所入所。１９８４年、同所第３部材料計測課長。１９８６年、同所熱物性部長。１９９０年、同所研究企画官。１９９２年、同所計測システム部長。１９９７年、計量研究所所長。２００１年、独立行政法人産業技術総合研究所理事。２００３年、同上・計測標準研究部門・研究顧問。独立行政法人製品評価技術基盤機構・認定センター顧問。独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門・研究顧問。独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センター・顧問。日本機械学会フェロー、計測自動制御学会フェロー。国際計測連合（ＩＭＥＫＯ）副議長、日本臨床検査標準協議会（ＪＣＣＬＳ）会長。計量行政審議会委員（計量標準部会長）、知的基盤整備特別委員会委員。日本工業標準調査会臨時委員。日本規格協会標準委員会委員長。現在は、国際計量用語集や測定不確かさ評価関連文書に関する国際合同委員会（ＪＣＧＭ）にＩＬＡＣ・ＩＮＪａｐａｎ経由の専門委員として参画（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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