農山漁村宿泊体験で子どもが変わる地域が変わる

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784541039507
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C3036

内容説明

都市型生活に追われる現代の子どもたちと過疎化に悩みつつも大自然と温かな人情にあふれる農山漁村地域。普段の生活では交わることのない両者の出会いが生み出す思いもよらない感動とドラマを新進気鋭の研究チームが鋭く分析!

目次

第1部 農山漁村宿泊体験の多様な姿(“宿泊+体験”により深まる感動;平野の純農村で農村文化を伝える「岩手県花巻市」;山から海まで、流域全体が体験の場「和歌山県白浜町日置川地域」;離島丸ごと田舎生活体験「沖縄県伊江村」;教育貢献を目的に新規開業民宿有志が結束「大分県玖珠町、九重町、日田市」;一般客対象の農家民宿による子どもの受け入れ「石川県能登町」;集団宿泊型教育施設と連携したスキー民宿のグリーンシーズン活用「新潟県妙高市」)
第2部 農山漁村宿泊体験の課題と方向性(宿泊体験をめぐる背景と最近の動向;アンケート調査にみる宿泊体験の効果;農山漁村側の受入態勢整備のあり方;農山漁村宿泊体験のこれから)

著者等紹介

鈴村源太郎[スズムラゲンタロウ]
東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科准教授。1972年、東京都に生まれる。1996年、明治大学農学部農業経済学科卒業、1998年、東京大学大学院農学生命科学研究科農業・資源経済学専攻修了。農林水産省農林水産政策研究所を経て現職。博士(農学)。専門は都市農村交流論、農業経営学。主著に『現代農業経営者の経営者能力―わが国の認定農業者を対象として』(農山漁村文化協会、2008年。日本農業経済学会奨励賞受賞、日本農業経営学会奨励賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

14
ぼくが1998年~グリーンツーリズム研究をしていたので、本書によってやりかたったことをやられてしまった、という意味では、もっと早くなんとかしておくべきだったという感じの本。第Ⅱ部から考えてみる。私は昨年、棚田に水が入る頃、大町市八坂地区の山村留学施設を視察した。農業、農家への民泊もあり、長期滞在しながら農山村の学校で生きる力をつけることの大事さを教えてもらった。そして、親の山村留学をも提起されたのが今でも印象に残っている。子ども達のこころが荒れる。信頼できない教員の一方、信頼できる自給自足の暮らしがある。2014/02/02

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