目次
フロンティア開拓によるアメリカ農業の成立
19世紀末・農業不況(1873~1897年)とアメリカ農業の黄金時代(1900~1914年)
第一次世界大戦下の拡大と1920年代農業不況
大恐慌化における農業政策の開始
1930年代の干ばつ被害と集約農法の導入―今日のアメリカ農業の原型の成立
1940~1960年代のアメリカ農業―農場の大型化、生産性の上昇、価格支持水準の引き下げ
高価格支持から直接支払いへ
1970年代:輸出ブーム下の穀物生産の拡大、負債の激増、不足払い制の確立
1980年代の農業不況とそこからの脱却
1996年農業法:「改革」を志向―生産調整廃止、固定支払いへの移行
史上喪失補償の導入―1996年農業法の事実上の修正
2002年農業法―“政策による所得の維持”を再確立
2006年に始まる穀物需給構造の変化―トウモロコシのエタノールへの大量使用
2008年農業法―価格高騰の取り込みとWTO協定への整合化問題
著者等紹介
服部信司[ハットリシンジ]
東洋大学名誉教授。(財)日本農業研究所客員研究員。1938年静岡県生まれ。1962年東京大学経済学部卒。東京大学大学院・経済学研究科博士課程修了。経済学博士。岐阜経済大学教授を経て、1993年東洋大学経済学部教授。2004~2008年東洋大学経済学部長。2009年4月(財)日本農業研究所客員研究員、6月東洋大学名誉教授。現在、食料・農林漁業・環境フォーラム幹事長を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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