目次
プロローグ―ルソーの生きたジュネーブ共和国
食生活―主食はパン
農村景観と土地利用―ボカージュと二圃制と
農村人口と就業構造―核家族で出身地と職業はさまざま
農業経営―小規模の有畜複合経営
農業者の暮らし―小説で読む農業者の四季と毎日
穀物生産―低い上に不安定な生産性
食糧自給率―食糧自給率はわずか一割
ワイン事情―複雑な国境・国内措置とその帰結
穀物市場―自由な変動相場制
食糧管理と国家貿易―手回しのよさとロジの手腕
食品産業―パン屋は儲かる商売
食糧危機の経験―量の不足よりも価格の高騰が問題
農業政策とその評価―食管赤字が最大の問題
エピローグ―グローバル化の深化と品質の時代の到来
著者等紹介
林正徳[ハヤシマサノリ]
1949年6月東京都生まれ。鹿児島県出身。横浜国立大学経済学部経済学科卒業後、農林省入省。在ジュネーブ国際機関代表部参事官、貿易関税課長、国際経済課長、国際部長、統計情報部長などを歴任。東京穀物商品取引所常務理事
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