多様な農家・組織間の連携と集落営農の発展―重層的主体間関係構築の視点から

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784541030283
  • NDC分類 611.76
  • Cコード C3061

内容説明

本書は、地域に存在する専業農家、兼業農家、高齢農家といった多様な営農目的を持つ農家を構成員とする集落営農の組織化、および、その組織を再編していくことを通じて、地域農業の担い手の確保・育成を進めるための論理および方法を地域条件に応じて考察したものである。

目次

地域農業再編に向けた集落営農の今日的課題
本書の理論的枠組み
第1部 農業主業経営不在地域における集落営農の発展方向(兼業農家主導の集落営農が地域農業再編に果たす役割と効果―農業主業経営が不在の広島県庄原市Na営農組合を事例に;農業主業経営不在の集落営農の展開方向と規定要因―広島県の集落営農における活動の年次間比較分析;農業主業経営不在の集落営農発展に向けた重層的主体間関係)
第2部 農業主業経営展開地域における集落営農の発展方向(不安定兼業農家における農業継続の方向とその規定要因―農業主業経営・不安定兼業農家併存地域を対象に;集落営農における多角化戦略の導入とその効果―農業主業経営と不安定兼業農家の共存に向けて;農業主業経営の展開と集落営農の発展に向けた重層的主体間関係―安定兼業地域の富山県小矢部市を事例に)
地域条件に応じた集落営農の発展方向

著者等紹介

高橋明広[タカハシアキヒロ]
1962年島根県生まれ。1985年島根大学農学部農林経済学科卒業。1985年農林水産省中国農業試験場勤務研究員。1996年農林水産省農業研究センター主任研究官。現在、独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センター主任研究官。博士(農学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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