条件不利地域再生の論理と政策

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  • サイズ A5判/ページ数 373p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784541028983
  • NDC分類 611.15
  • Cコード C3061

内容説明

本書は、農村地域振興問題に関する日本とイギリスの比較研究を行ったものである。第1部と第2部前半では各々日本の農業・資源管理と農村経済振興に関わる諸問題を個別に論じているが、同時にそれらに共通する問題点として地域経営主体のあり方を浮彫りにしている。第2部後半と第3部では、異種セクター間パートナーシップによる地域経営主体形成の意義と問題点、そしてそれをとりまく政策問題を論じている。

目次

本書の課題と構成
第1部 農業・資源管理の担い手再建(土地資源の管理問題;中山間地域農業における私的担い手の意義と限界;第3セクターの意義と限界 ほか)
第2部 内発的地域発展(農村アグリビジネスの組織形態と経営成長―農協の農産加工事業をめぐって;内発的地域発展とパートナーシップ―行政、民間営利、民間非営利の協働問題)
第3部 現代イギリス農村開発政策(イギリス条件不利地域直接支払政策の意義と限界;内発型農村開発政策の登場と展開;イギリスの内発型地域再生政策とパートナーシップ型マネジメント主体―ルーラル・チャレンジ・イニシアティブの意義と限界とを中心に ほか)
イギリスの地域再生政策と日本の農村政策―パートナーシップ型地域主体の意義を中心に

著者等紹介

柏雅之[カシワギマサユキ]
1958年福岡県に生まれる。1988年東京大学大学院博士課程修了・農学博士。1988年茨城大学助手。1990年茨城大学助教授、現在に至る。1996年日本農業経済学会賞(奨励賞)受賞。また、バーミンガム大学客員研究員(1999年)、ロンドン大学客員研究員(2000年)
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