地域住民と農的空間

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784541028907
  • NDC分類 611
  • Cコード C3061

内容説明

本書は、長野県第3の都市である上田市を中心とする混住化地域における農業と非農業ならびに農村空間利用における多様な住民の共生の可能性を、農地流動化、農業労働力の参入、近郊農業が抱えるリスクや農作業実施上の問題、地域住民の食品購買行動と農産物直売、そして子供の農業体験、農村景観・農村公園・市民農園といった農村空間利用に対する住民の利用要望と参加意識を多面的な角度から解明したものである。

目次

序章 都市農村混在時代における農業・農村研究の視角
第1章 農村が混在した地方中核都市の現状
第2章 安定兼業農家の意識と農地流動化
第3章 混住社会における就農者の特徴と支援方策
第4章 リスク・マネジメントの視点からみた都市近郊農業経営の現状と展望
第5章 農作業の問題点に対する地域住民の意識・意向の解明―質問紙調査のクロス集計結果の有向グラフ化による検討
第6章 住民の購買行動からみた農業・農村意識
第7章 混住社会における農産物直売所のマーケティング戦略
第8章 農業者が子どもの農業体験に協力する意向
第9章 農的空間への住民ニーズと活動への参加意識
終章 都市域に内包された農的空間の維持・発展に向けて

著者等紹介

高橋克也[タカハシカツヤ]
1989年岩手大学大学院農学研究科修了。現在、農林水産政策研究所評価・食料政策部主任研究官

安中誠司[ヤスナカセイジ]
1985年千葉大学文学部卒。現在、農業工学研究所農村計画部主任研究官
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品