内容説明
本書は、農地賃貸借問題に焦点を当て、戦後の農地制度とりわけ農地賃貸借規定の変遷をあとづけつつ、農地賃貸借を巡る現状分析と農地賃貸借秩序の形成の方向を展望することを企図したものである。
目次
序章 農地賃貸借問題の所在と分析課題
第１章 戦後農地政策における農地賃貸借規定の推転
第２章 地代政策の展開と地代算式
第３章 耕作権の形成と変容
第４章 有益費の法構成と実態
第５章 構造政策の現段階と農地賃貸借構造の変化
終章 農地賃貸借秩序形成への展望
著者等紹介
島本富夫［シマモトトミオ］
１９４０年滋賀県生まれ。１９６５年三重大学農学部卒業。１９６５年農林省入省、農地局、香川県農林部、国土庁地方振興局、農林水産省構造改善局首席企画官、１９８７年農業総合研究所に移り、農業構造部長、企画連絡室長、所長を経て、２０００年６月退官。２００１年地域戦略研究所を起す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- オーソン・ウェルズ偽自伝
