環境土壌物理学〈2〉耕地の土壌物理―耕地生産力の向上と地球環境の保全

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784541027115
  • NDC分類 613.52
  • Cコード C3042

目次

第10章 土壌中への水の浸入
第11章 土壌中における水の再配分
第12章 溶質移動と土壌の塩分
第13章 土壌中でのガス類の移動と交換
第14章 土壌温度と熱の流れ
第15章 植物による土壌水分の吸収
第16章 灌漑と水利用効率
第17章 空間的変動性

著者等紹介

ヒレル,ダニエル[Hillel,Danial]
カリフォルニアで生まれ、イスラエルで育った。早い時期から現在まで長期にわたって土地を愛し、自然環境を理解し、保護することに献身しつづけている。約30ヵ国での数十年にわたる研究活動を通じて、土地と水の資源の持続的管理に関する国際的な権威の一人となった。アメリカ合衆国およびその他の国の有名大学で、土壌物理学、水文学および環境科学の教授として活躍してきた。また、世界銀行と国連でコンサルタントとして働いてきた。これまでに受賞した数々の賞のなかには、マサクーセッツ大学での優れた教育活動によるChancellor Medal,Guggenheim賞、カナダのグエルフ大学およびオハイオ州立大学からの名誉博士号がある。科学発展アメリカ協会、アメリカ土壌科学解、アメリカ農学会の選出特別会員であり、これらの学会から特別貢献賞を授けられている。現在までに200編以上の科学論文と研究報告を発表しており、20冊の書物を刊行し編集している。環境物理学に関する優れた教科書の多くは、世界を通じて多くの大学および研究所で使用されており、12ヵ国語に訳されている

岩田進午[イワタシンゴ]
1930年東京生まれ。1955年東京大学農学部農業工学科卒業。農学博士。1957年東京大学数物系研究科修士課程修了。東京大学農学部助手、農林水産省農業技術研究所、農業工学研究所、茨城大学農学部教授を経て、1996年(財)日本農業研究所研究員、現在に至る。専門は、土壌物理学。主な著書に『土のはなし』大月書店,1985年、『土を科学する』日本放送出版協会,1989年、『土のはたらき』家の光協会,1991年、『土は生命の源』創森社,1995年、『Soil-Water Interacitons』(共著)Marcel Dekker Inc., New York,First edition(1988),Second edition(1995)など

内嶋善兵衛[ウチジマゼンベエイ]
1929年長崎県生まれ。1950年宮崎大学宮崎農林専門学校農科卒業、農学博士。1950年農業技術研究所気象科、九州農業試験場環境第2部、農業環境技術研究所気象管理科、お茶の水女子大学理学部を経て、1995年宮崎公立大学人文学部。1997年同大学学長、現在に至る。専門は、農業気象学、環境科学。主な著訳書に『ゆらぐ地球環境』合同出版,1990年、『日本の自然―九州』(共著)岩波書店,1995年、『日本の気候』(共著)岩波書店,1996年、『地球温暖化とその影響』裳華房,1996年、『農業と気象』鉱脈社,2000年、『気候変化と食糧生産』(訳)農林統計協会,1991年、など
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