内容説明
本書は、2000年3月に公表された「食料・農業・農村基本計画」を余すところなく分析して問題点を提示するものである。施策の曖昧さを廃し、目標実現に貢献できる論点の析出に主眼がおかれる。サブタイトルのとおり、「食料の生産と消費の在り方を探る」ことが目的である。
目次
1 総論(「基本計画」の意義と展望;「食料自給率45%」の実現可能性)
2 食料の生産と消費の見通しを検証する(「土地利用型農業活性化対策」と農業構造再編の展望―食料自給率向上を支える両輪;中山間地域等直接支払制度の現状と課題―導入初年度における中間的検討 ほか)
3 各界は何をどう取り組むか(消費者行政はこれでいいのか;自給率向上に向けたJAグループの課題と展望 ほか)
4 資料
著者等紹介
梶井功[カジイイソシ]
東京農工大学学長
矢口芳生[ヤグチヨシオ]
東京農工大学大学院農学研究科助教授
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