内容説明
本書は、国際マーケティングの立場から、フードシステムにおける国際間共通の規格・標準のケースを取り上げている。いかなる過程でこの「共通なる尺度」が設定されるに至ったのか、またなぜ設定されたのかを明らかにした。
目次
第１章 ステイクホルダーと環境の多面的考察
第２章 研究のフレームワーク
第３章 ３つのスタンダードケース
第４章 スタンダード成立の比較ケース分析
第５章 スタンダード成立の解釈と考察
第６章 結論
著者等紹介
梶浦雅己［カジウラマサミ］
１９５４年名古屋市港区に生まれる。愛知県立惟信高校卒業後、北海道大学水産学部で食品化学専攻する。横浜市立大学大学院経営学研究科修士課程修了、経営学修士。横浜国立大学大学院国際開発研究科博士課程修了、学術博士。ハウス食品、欧州多国籍企業日本法人（ユニリーバ資本香料会社、ネスレ日本）などで新製品開発、テクノロジー、マーケティング、セールスの実務に２３年間携わる。現在愛知学院大学商学部専任講師。流通・マーケティングにて国際マーケティング論、フードシステム論を担当。研究領域は国際マーケティング、フードシステム、多国籍企業。趣味はアンティーク蒐集（根付け、喫煙具、ブロンズなど）探偵小説マニア（江戸川乱歩、横溝正史）など。絵画（上の森美術館大賞展、フランス・ルサロン展、サロン・ドドンヌ展などに出品）
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