内容説明
本書は著者が1990年に提出した学位論文『牛肉経済の周期変動に関する計量経済学的研究』をベースに、その後、WTO体制下の牛肉経済の将来予測に関する研究成果を取りまとめたものである。
目次
序章 本書の課題と構成
第1章 計量モデルの周期計測と和牛経済の周期変動
第2章 乳用種牛肉経済の計量モデルと周期変動
第3章 日米牛肉経済における周期変動の比較と米国の周期変動の解明
第4章 牛肉枝肉卸売価格と景気変動(平成不況)に関する計量分析
第5章 近年の国産牛肉と輸入牛肉の代替関係の変化
第6章 WTO体制下の牛肉経済の将来予測と肉牛生産の成立条件
第7章 WTO体制下におけるF1による牛肉供給の可能性
終章 本書の要約と結論