内容説明
本書では、需給動向を分析する上で不可欠な計量経済モデルの発展過程と問題点を整理し、さらに、緑茶を対象として研究を進める過程で新たに取り組んだ、生産者の価格動向に関する将来見通しをモデル上どのように扱うかという「期待形成」の問題についての最新の理論と手法も紹介している。
目次
序章 課題と方法
第1章 わが国の緑茶を取り巻く環境
第2章 緑茶需給モデルの構築
第3章 茶期別・産地別にみた供給反応
第4章 生産者の期待価格形成
第5章 緑茶生産における規模の経済
第6章 嗜好飲料の需要動向
終章 要約と今後の課題