出版社内容情報
いま日本では、どんな「産み方」が選べるか、ご存じですか? 現代の産院は、産み方、母乳のやり方が千差万別です。『お産選びマニュアル』は、病院、個人産院、助産院の違い、立ち会い出産を成功させるヒント、納得できる医療行為、母乳が出る産院の見分け方など「お産選び」のコツをたっぷり伝授します。著者は、妊娠・出産だけの専門ライターとして14年間活躍し、自分自身も三児の母親。綿密な取材に基づきていねいに練られた、上質のお産情報です。イラスト解説・写真多数。
★ 全国の病院・個人産院・助産院の詳しい情報320件付き。
誰が立ち会えるか、会陰切開率、陣痛促進剤の使用率、フリースタイル出産ができるか、母子同室の開始日、家族入院など約10項目が明示されています。
●毎日新聞(2001年2月9日・家庭欄)
(略)たとえば、赤ちゃんが生まれやすいように「会陰部」を切るかどうか。(略)母乳指導についても、母乳しか与えない施設から、入院中粉ミルクや糖水を足すところ、またその足し方にも施設ごとにいろいろ差がある。
「今は、たまたまかかった医師の考えに従う人も多いが、それが合わないこともある。話し合える施設も増えた。妊婦さんが選択肢を知り、どんどん声を出していけば、医師らの取り組みも変わるはず」
「お産選びマニュアル」では、病院出産と助産院出産双方のメリット、デメリットを、中立的な立場で説明することに努めた。陣痛促進剤や帝王切開などについても具体的にいろいろな専門家の考えを解説。巻末には、全国320の病院、産院、助産院、出張開業助産婦に会陰切開率や母子同室の開始日、夫が立ち会えるかどうかなどを聞いた「知って選べる全国産院の詳細情報」もある。
●時事通信(2000年11月配信記事)
河合さんは十三年前から、お産や母乳育児をテーマに取材を続け、七十カ所を超す出産施設に足を運んだ。大病院から個人産院、助産院と、規模はさまざま。医療者の考えによってもお産の姿は大きく異なっていた。
最近では水中出産やアクティブバースなど、産婦が本来持つ力を、できるだけ生かそうとする取り組みも進んできている。
しかし、お産に関する情報は、こうした新しい出産のスタイルを紹介する本と、産科医による実用書的なお産解説本とに両極しがち。現場でも、自然出産の良さを生かしながら医療技術にも守られるお産、という選択肢は生まれにくい。
河合さんは「お産はイデオロギーではないのだから」との立場から、産院や医療に関する選択肢のメリット、デメリットを、医学的な評価をふまえて、丁寧に紹介した。(略)



