出版社内容情報
今日、当たり前と思われている稔り豊かな農村は、江戸~昭和始めに造られた。その開発に貢献した恩人が北海道から沖縄まで登場。地域条件を活かした日本の水・土地利用の原点を全国横並びで知る探求学習に最適。
内容説明
新田開発・干拓に、用水・ため池・温水路・運河の建設に、土地改良・耕地整理に尽した人びとの努力と業績の物語。
目次
水利団体創始の人、泉麟太郎―「北海道土功組合法」制定に先駆的役割
幌向原野開拓の祖、辻村直四郎―着々と開拓事業を進め、農業経営者として成功
水田造成事業の先駆者、青木利一―道産米450万トンの礎を築く
三本木原開拓の祖、新渡戸伝―産業開発と街づくりにも着手
和賀平野を美田に変えた奥寺八左衛門定恒
寿安堰の開削を計画・実行した後藤寿安―福音の流れを追いかけて〔ほか〕