出版社内容情報
生産の効率化から、生活の重視、環境保全への配慮へと目標が広がる農村整備事業30年の歴史。景観・アメニティつくり、地域活性化の条件つくりのノウハウを満載。21世紀農村空間創造のあり方を考える格好の素材。
内容説明
本書は、昭和45年以降の農村整備事業の歴史を辿り、事業の成果を分析・吟味するとともに、21世紀の農村整備の展開方向を展望しようとするものである。この30年間の農村整備の理念は“豊かさを求めた農村整備”であり、この言葉にこれまでの農村整備の目的が明確にされている。また、21世紀の社会の潮流を“グローバル化”、“生活の高度化”及び“自然環境の重視”におき、これに対応する農村整備の理念を“豊かな田園の創造”として、今後の事業の展開方向を示している。
目次
序章 豊かさを求めた農村整備
第1章 農村整備の展開
第2章 生産・生活環境の総合的整備
第3章 農村の計画的な土地利用
第4章 農村地域の水質保全
第5章 農村地域の自然環境の保全
第6章 中山間地域の活性化
第7章 農村整備の研究
終章 「豊かな田園の創造」に向けて