出版社内容情報
農協の「適正規模」は事業(品目)別にある。合併・大規模化しても総合農協の規模は主要事業にとっては小さい。事業(品目)ごとの多様な事業部を県域のネットワークに編成していこうという機能優先の改革論。
目次
序章 問題意識と検討の方法
第1章 機能論の先行を―法人統合ではなく
第2章 ダウンサイジングの時代―分権でやる気を喚起
第3章 総合農協の適正規模?―伝統的発想の再検討
第4章 県段階についての考え方―機能を誰が担うか
第5章 県域でのネットワーク編成―モンドラゴンと共通のイメージ
第6章 コミュニティ・コープ―組合員組織の強化とその目標
第7章 県域の全面ネットワーク―効率と民主的参加の複合組織編成
第8章 職員の位置付け―人間尊重の理念を徹底して
終章 「正気の島」として