出版社内容情報
石黒忠篤により昭和18、19年調査の「永続農家」の50年後の現在を追跡。農家永続の条件、経営の特徴と変容、家族内部の人間関係(特に女性の地位)、跡継ぎの動向、地域社会における地位と役割の調査記録。
内容説明
大正、昭和戦前期を代表する農本主義者と目された農政官僚・石黒忠篤によって、昭和一八、一九年、「永続農家」の調査が行なわれた。その永続農家の50年後の現在を追跡調査し、農家永続の条件、経営の特徴と変容、跡継ぎの動向、地域社会における地位と役割、などを探る。
目次
第1部 基調報告
第2部 永続農家を訪ねて
第3部 討論・農家の「伝統と改良」