出版社内容情報
資本主義国は勿論、社会主義の変容の中で農業の主流をなす家族経営。わが国家族農業と農村のよってたつ基盤を現代の眼で見つめなおし、存在意義を再評価し、その角度から農政基調を問い返す学際的研究の成果。
目次
第1部 論考(いえとむらの存在根拠;わが国家族の統計的動向;家族のなかの女性―女性のライフ・ヒストリーから;いま、なぜ家族農業なのか―「農家」の論理)
第2部 家族農業と農政(基調報告「家族農業と農政」;報告をめぐって)
付録 「農家のいえ意識、むら意識」アンケート調査結果の概要