さまよえる埋立地―江戸TOKYO湾岸風景史

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さまよえる埋立地―江戸TOKYO湾岸風景史

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540910715
  • NDC分類 517.3

内容説明

陸化のすすむ東京の湾岸はさながら溺れ谷。その地盤は固まっているかに見えて、軟弱さを底にため込む。砂、ヘドロ、生ゴミ、耐久消費材…。雑駁な地層はジワジワと崩れ、静かに沈降しつづける。湾岸埋立地を「整地」として使うには不安さが尾を引く。けれど放置された「裸地」のままであれば、自然は、ふてぶてしいまでの強さを生む―。その「裸地」とのつき合い方を、江戸TOKYOの歴史から、二次自然がつくる眼前の風景から学んでみよう。

目次

1 退行した水際(澪筋から港湾への潮流変化;番外地に温泉・遊廓・地霊わく;陸封された運河の水は老いゆく)
2 混迷する土壌(ゴミ埋立地の発掘;土砂埋立地の変転)
3 埋立地の風景(帰化する風景;埋没する風景;遊動する風景)

出版社内容情報

江戸庶民の暮らしぶりが今に息づく深川、洲崎、木場辺りから、ゴミ、ヘドロ、産業廃棄物からなる埋立て最前線まで、東京湾埋立地の現在を足で歩いてレポート。そこには意外で偉大な「自然」が根を下ろしつつあった。