海に墓標を

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海に墓標を

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540910647
  • NDC分類 K916

内容説明

青みどりの海原を小さないかだで漂流している男たちの絵があった。いかだのまわりには数ひきのサメが孤をえがいておどりあがり、上半身はだかの男がいかだの上でこん棒のようなものをふりあげ、おそいかかるサメをなぐりつけようとして―。その絵の説明は〈鮫とたたかう漂流中の乗組員―船名不詳〉となっていた。太平洋戦争後37年がたってよみがえった、〈戦時輸送船の最期〉を描いた絵がたどった運命―。

目次

はじめの章 まぼろしの父の絵姿
1章 船は巨大な芸術作品
2章 ぶらじる丸の遭難
3章 戦火の海の墓標
4章 消えた遭難画
おわりの章 後世への証言

出版社内容情報

海運会社の地下室で発見されたぼろぼろの油絵の束。それには、太平洋戦争中、撃沈された多数の商船とその乗組員の最期が描かれていた。誰が、何のためにこの絵を描いたのか…。歴史を超えて、いま悲劇が明らかに…。