自然の中の人間シリーズ<br> タネとり作戦

自然の中の人間シリーズ
タネとり作戦

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784540910265
  • NDC分類 K615
  • Cコード C8761

出版社内容情報

種子には、作物のすべてをきめる遺伝子がある。人間は良い遺伝資源を残すため、いかに苦労しているか。品種改良のさまざまな工夫、遺伝資源を保存する種子銀行、細胞雑種やハイブリット種など最新の育種法知る。

目次

種子には、作物のすべての性質を伝える遺伝子がある
大むかし、人は種子をまいて作物をつくりはじめた
人の行き来がさかんになって、種子は世界に散らばった
同じ作物でも、さまざまな品種に分かれていく
遺伝のしくみを利用して、良い品種をつくる
新しい品種をつくるには、何年もかかる
日の長さを調節して、早く種子をとる
放射線を当てると、親とちがう子ができる
染色体の数を変えれば、種なしもできる
野生種のなかから、良い遺伝子を見つけだす
栽培植物のふるさとには、貴重な遺伝子がある
種子は、種子銀行に保存する
果樹の新品種は、花粉を送ってもらって早くつくる
細胞と細胞をくっつけて、新しい植物をつくる
一代かぎりの優秀な雑種をつくる
新品種をつくった人の権利を、法律で守る
目的にあわせて、便利な品種がつくられる
消えた遺伝子はとりもどせない
自然を守ることは、遺伝資源を未来に残すこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワタナベ読書愛

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1991年刊行。土と人間編の6巻目。農作物の種を、人間が各地に広めていく様子や、遺伝子の研究、品種改良について絵や写真でわかりやすく説明してくれる学習絵本。人間にとって有用な植物を、更に都合がよくなるように研究開発していく。収穫量を増やし、味もよく、病気などに強い品種を得たい執念が伝わるページもあり、日本全国各地に存在する柿の違いを一覧できる楽しいページもあり。種や遺伝子、農業戦略、食料の確保、命の尊さ…などのいろんなテーマで考えさせられる素敵な絵本。大人になってから学習絵本を読むとより深く心に迫る。2023/03/18

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