自然の中の人間シリーズ<br> 害虫とのたたかい

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自然の中の人間シリーズ
害虫とのたたかい

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784540910241
  • NDC分類 K615
  • Cコード C8761

出版社内容情報

「害虫」は人間の農耕と共に生まれた。人工農薬は作物の生産に大いに役立ったが、抵抗力のある害虫の発生や環境汚染をもたらした。微生物や放射線、性フェロモン利用の最新防除法を知り、害虫との調和の道を探る。

目次

地球は“虫たちの星”
人間も昆虫も、自然のつながりのなかの一員だった
人間が農耕をはじめたとき、害虫が生まれた
すべての作物には、それを食べるいろいろな害虫がつく
害虫は、天敵にとりかこまれている
むかしの人々は、害虫がいなくなるように神にいのった
外国でも、害虫退治を神にたよった
科学的な防除がはじまった
人間は、人工農薬をつくりだした
人工農薬にも、思わぬ欠点があった
安全な人工農薬がつくられるようになった
害虫たちの顔ぶれは、時代によって変わった
外国からやってきた害虫たち
ウンカは海をこえてやってくる
微生物を使って害虫を防ぐ
放射線を使って害虫を防ぐ
オスをよぶにおいを利用する
野菜やくだものは、なぜこんなに美しくなければいけないのか
害虫ともうまく調和して生きていこう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワタナベ読書愛

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1991年刊行。農作物につく「害虫」の起源、種類、対策方法の変遷などについて書かれた絵本。筆者は虫が大好きなのに、虫を効果的に殺す方法を研究していた。大好きな昆虫は、人類よりもずっと以前から地球に存在していた大先輩。その命に敬意を払いつつも、人間も作物をしっかり収穫できて飢えることなく暮らせるようにしたい。いろんな防除法があったが、どれも大量殺人兵器だ。環境や他の動植物への影響もしっかり書かれている。最後に野菜や果物が美しくならなければいけないのはなぜか?と問う。多少の虫食いくらいは、どうってことない。2022/04/26

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