出版社内容情報
父母が、ジャーナリストが、反原発運動の活動家が子どもに語りかける。映画「脅威」や「ナウシカ」を観る。リアルタイムで子どもと「暮らしの安全」について考える小6家庭科授業。
目次
授業のまえに―なぜ家庭科で「原発」を?
授業第1回 「事故」が起きたら?(トナカイを汚染されたサミの人びと―映画『脅威』を見る;何が「脅威」か?―大人のようにはこわがらない;大事故の後のヨーロッパ、アメリカの暮らし―広河隆一さんのスライドを見る(写真構成)
子どもたちに何が語れるか―参加した大人たちの話し合い)
授業第2回 『脅威』への子どもたちの感想・大人たちから子どもたちへの手紙
授業第3回 「原発」推進側・反対側の説明を聞く(推進側「原子力発電は安全なんだと教えるべきだ」;反対側「なぜ『安全』が信じられないか」―大分県別府市・小原良子さん)
授業第4、5回 核の恐さを子どもたちはどうとらえているか(映画『風が吹くとき』を見る;ビデオ『チェルノブイリ・クライシス』を見る;映画『風の谷のナウシカ』を見る;ビデオ『海外からの証言』を見る)
授業「原発」―子どもたちのまとめ