出版社内容情報
かつて学校は地域の拠りどころでもあった。学校が地域から切り離されたとき、教師も子どもも萎縮する。ユニークな給食実践で知られる京都・川上小学校の、親と教師の苦闘の記録。
内容説明
地域は学校に何ができるか。地域の親、教師が、かたく結んで子どものいのちと取り組むこと、そこに民主教育の原点を見い出し、未来へ向かう希望の源流をつくり出す。筆者の願いは、この本の中で余す所なく展開されている。京都久美浜川上小学校の実践記録。
目次
教育の「おごり」と「いじけ」を見つめる
学校が地域にひらかれるとき
気がつけば地域は人と自然の宝庫:「寺子屋食堂」の手づくり給食
ひとりひとりが地域の担い手となる学校