出版社内容情報
著者20数年間の病性鑑定の実務や研修教育の経験を盛り込んだ、家畜中毒のマニュアル。主な中毒について特徴、発生状況、臨床症状、病理学的所見、生化学的検査、予防・治療法について実践的に解説。
内容説明
家畜衛生領域における中毒、代謝性疾患などの非感染病は学問的に遅れており、したがって、それに対する行政、業務対応なども十分でない。中毒の診断も家畜病性鑑定の重要な1つとなり、著者らは研究のかたわら、県の病性鑑定従事者に中毒診断法の研修指導にあたってきた。それらのメモを基にして、さらに補足を加え、本書を書き上げた。
目次
第1編 総論(中毒の原因物質;毒物の分類;中毒診断法;治療法)
第2編 各論(植物による中毒;農薬・金属およびその他の無機物による中毒;飼料および肥料による中毒;医薬、工業用品による中毒)
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