出版社内容情報
”採る山菜から作る山菜へ”需要も多く将来性のある53種を選び、特徴、利用の仕方、栽培と消費の動向、とり入れ方、栽培の実際、売り方を解説。むらの特産つくりにも役立つ1冊。
内容説明
山菜は本来、春の季節商品であるから、露地栽培が本命である。しかし、近年の山菜ブームで次々と新しい技術が登場し、栽培時期もひろがりをみせている。〈促成栽培〉大半のものが栽培されるが、そのなかで、芽類の促成栽培に人気があり、今後ますます品目がふえてゆくことが予想される。〈夏栽培〉北海道や多雪地帯の奥地では、雪が6月ころまで残っているので、そのような自然環境を応用して遅出し栽培が有利である。〈周年栽培〉現在はオランダガラシ、フキ、ワラビなどで行なわれているが、今後、水耕栽培などの普及でますます種類がふえる可能性がある。
目次
山栽導入のめやす
各種山栽の栽培法