出版社内容情報
ほんものの酒を手造りで楽しむ。蜂蜜酒など入門編からワイン・ビール・濁酒・清酒など中級編、ブランデー・焼酎・ウオツカなど高級編まで、造り方の実際を図解・写真を豊富に使った決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
6
酒造りのバイブルと言っていいほどの本で、ミード、ワイン、ビール、どぶろく、清酒、蒸留酒と、酒の発展段階に沿って家庭での製法が紹介されている。具体的な記述が大半を占めるので読み物としては若干苦しいとはいえ、おそらくこの手の本では一番ためになるのではないかと思う。世界でも特異な酒税法によって制限されてきた日本の酒造りを啓かんとする熱い一冊だ。2015/04/25
タイ
3
禁断の密造酒制作本。とても興味深い内容であった。ちょっとガチ過ぎる内容が多かったが、新しいことも学べたので良書であった。2024/05/11
ゆき (Kou)
3
様々なお酒の製造方法・歴史が載って有り楽しく読めた。酒は作るだけなら単純なのだ。さて、作り方を知れば作ってみたくなるのが人情というもの。本書を参考に腐れモトを使う古典的な方でどぶろくを作ってみた。夏なので一週間もあれば熟成する。それまで漂っていたモトの腐敗臭が、ある日アルコールの香りに変貌する瞬間は、形容しがたい感動がある。もっとも、下戸なのでその酒が旨いのかどうなのか、さっぱりだったが。しかし、誠に奇妙なことに日本という国では酒を作ると捕まるらしい。なので、もちろん、上記は海を超えた遠い国の出来事である2016/09/06
kuzuko
2
ヒトはサケをつくるサルである。う〜む、けだし名言。つくってみたいけど手間…。それから、酒税法には私も疑問たっぷりだったので、共感できる部分が多かった。2014/12/19
都
1
日本も規制されるまでは、こうやって各家庭でみそを作ったりするようにお酒を造っていたんですね。今ではそれができず、寂しい限りです。いつも飲んでいるものがどうやって作られているのか、知っておくのは重要なことだなと感じました。2010/06/07