原発災害は今も それでも「ふるさと」<br> 帰れない山里消えゆくわが家

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原発災害は今も それでも「ふるさと」
帰れない山里消えゆくわが家

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784540251528
  • NDC分類 E
  • Cコード C8736

出版社内容情報

豊かな山の幸や人の絆に生かされた山里―浪江町津島。原発から遠く離れていながら、原発災害が大きく「帰れない山里」に。その中でわが家を解体した人々の無念の思い、山里の風景や文化を記録する取り組みを伝える。


【目次】

内容説明

明るい緑の木々が一面に生い茂り、電信柱をおおいつくそうとしています。ふだんはほとんど見ることがない風景です。こうした風景は、なぜ生まれたのでしょう。このハッとするような風景に出会ったのは、福島第一原発による原発災害で、人が消え、「帰れない山里」となった浪江町津島でした。そこでは田んぼに、木が茂っていたのです。電信柱は田んぼのあぜに立っていました。浪江町津島は、阿武隈高地にある山里で、約450世帯の人びとが、自然の恵みを生かし、助け合って暮らしていました。事故を起こした原発は、山の向こうでした。しかし、原発からもれ出した放射性物質は、風に流され津島にも大量に降り注いだのです。そして、津島は「帰還困難区域」となり、「100年は帰れない」とまで告げられました。避難の長期化で、暮らしていた家も荒れて、4世代10人で暮らした思い出のつまった家、170年に渡って家族を見守り続けた家…、かけがえのない家が解体されていきました。そうしたなか、津島の人びとはつながり直し、ふるさと津島の家々や風景、歴史や暮らし、伝統芸能などの記録・保存に取り組みます。

著者等紹介

豊田直巳[トヨダナオミ]
フォトジャーナリスト。1956年、静岡県に生まれる。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地で取材を続けるとともに、アジア各地の内紛・内戦などの「見えない戦争」を取材・報告してきた。また、児童労働や貧困問題など制度的な差別構造にもカメラを向けてきた。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む。取材で出会った人々が、困難に立ち向かう姿を記録し、人々の記憶に残る仕事を、と心がけている。『それでも「ふるさと」全3巻』(農文協)で第66回産経児童出版文化賞[大賞]受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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遠い日

2
「原発災害は今も それでも「ふるさと」」シリーズ。帰りたくても帰れない故郷。いつ終わるともしれない原発災害の後の処理。自宅が朽ちていく辛さ。公費解体を呑むしかなかった選択。辛すぎる。2026/01/24

Go Extreme

1
原発事故 帰還困難区域 福島県 山里 ふるさと 強制避難 特定復興再生拠点 バリケード 廃屋 わが家の崩壊 野ざらし 遺品整理 先祖代々の土地 墓守 野生動物の浸食 イノシシ被害 放射線量 除染作業 中間貯蔵施設 避難指示解除 二拠点居住 コミュニティの消滅 高齢化 孤独死 記憶の継承 写真洗浄 語り部 風評被害 補償金 心の復興 帰還の断念 解体同意 重機による取り壊し 更地化 風景の変貌 浪江町 富岡町 大熊町 双葉町 葛尾村 飯舘村 一九六〇年代の暮らし 自給自足の記憶 未来への問い 風化との闘い2026/02/02

必殺!パート仕事人

1
原発からひと山越えた向こうがこんな状態なんですね。常磐線から見えるところは草木が整理されたようでしたが…。2026/01/28

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