シリーズ農のとびら<br> 耕さない農業入門講座 - 草と生きものを活かす新しい不耕起栽培へ

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シリーズ農のとびら
耕さない農業入門講座 - 草と生きものを活かす新しい不耕起栽培へ

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540251450
  • NDC分類 615
  • Cコード C2061

出版社内容情報

今、新しい不耕起栽培が広まっている。従来から行なわれている不耕起栽培のやり方に加え、生きた草(カバークロップ)で地表を覆い、生きた草の根を土に残すことで、作物が元気に育つ極上の土ができあがる、そんな農業のやり方が、海外で、そして日本で注目を集め、実践する人が増えている。土壌の団粒化や炭素貯留、生物相の改善によって、農業生産の安定に加えて、土壌劣化や気候変動など地球規模の課題解決につながることも期待される。この本では、「耕さない農業」の最前線にいる実践者や研究者が、その技術や理論をわかりやすい言葉で掘り下げ、これからの可能性を熱く語る。


【目次】

口絵
はじめに

第1章 不耕起と草で、がんばらなくても土は育つ
第1講 不耕起草生栽培で土を育てる  小松﨑将一(茨城大学教授)
日本の有機農業は農家と消費者で作ってきた/農業の成功と問題/農業が最も土壌を劣化させている?/日本の農業のやり方にヒントがある!/草=カバークロップを生やす/カバークロップが作り出す「ホロビオント」/耕さない=不耕起栽培は本当に土をよくするか?/年々炭素が増えた/保水力が上がった/根からの有機物が団粒を高める/土壌炭素が増えると微生物の多様性が増す/水田でも不耕起+カバークロップで効果あり/アジアでの不耕起栽培の可能性
 
第2講 草は自然のソーラーパネル  松澤政満(愛知県新城市・福津農園)
農業って、何?/四つの視点から見た農業の本質/不耕起草生栽培の畑はミクロのダム/山間の農園に1000人がやって来る/秋冬野菜は草の中にタネを播くだけ/種まき後にハンマーナイフモアで草を細断/カキの実が実った下で葉物野菜を収穫/夏野菜の播種前にドラム缶で草を押し倒す/土が少ない斜面のやせ地も肥沃になっていく/ニワトリも野外で飼育、ワクチンなしでも元気/花もトンボもたくさん、殺虫剤も不要/「排除の論理」から「共存の論理」へ/収益率70%、1・5haで暮らしていける

質疑応答から

第2章 「大地再生農業」の現場から
第3講 「大地再生農業」のマインド レイモンド・エップ/荒谷明子(北海道長沼町・(有)メノビレッジ長沼)
土の健康とは?/「大地再生農業」の六つのマインド/最も重視しているのは炭素/「大地再生農業」の七つの原則/自然をまねることの利点

第4講 ミックス緑肥、不耕起、放牧をやってみた
「大地再生の旅」事務局+参加農家の皆さん
【活動紹介】「大地再生の旅」とは? 瀬尾義治(株)ハートランド
【実践報告1】「マイペース酪農」型畑作で、間作と不耕起をやってみた 和田徹(北海道小清水町)
【実践報告2】畑作にヒツジの放牧を取り入れてみた 有馬慎吾(北海道置戸町)
【実践報告3】「大地再生農業」で畑も自分も変わった 石田秀樹(北海道美幌町)
【実践報告4】慣行農業にミックス緑肥と省耕起を取り入れてみた 廣中諭(北海道置戸町)

質疑応答から

第3章 ミミズと太陽光から考える新しい農業
第5講 ミミズの気持ちがわかるかな? 金子信博(横浜国立大学・福島大学名誉教授)
地球の生物種の59%は土壌生物/ミミズは哺乳類の30倍、土を食べる特異な生き物/ミミズが作る団粒構造は壊れにくい/耕さず、土を裸にせず、輪作・混作する「保全農法」でミミズが生きられる/「保全農法」は日本では無理?/いろんなアイデアがある「リジェネラティブ農業」/ブラジルでのダイズ栽培は除草剤を組み合わせた不耕起栽培/カバークロップで雑草を抑える有機の不耕起栽培/ライムギを押し倒し、雑草を抑えて

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