百姓・宇根豊と考える農の哲学〈上〉AIは百姓になれるか

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百姓・宇根豊と考える農の哲学〈上〉AIは百姓になれるか

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540251436
  • NDC分類 610.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「農業とは食料生産のことである」という常識を一度疑ってみよう。そこからこれまで見えなかった農のあり方が見えてくるかもしれない。「虫見板」を使った減農薬稲作や田んぼの生きもの調査をいち早く実践してきた著者が、新しい視点から農の本質に迫っていく。効率を求め機械化・大規模化を進めてきた農業技術が見失ったものは何か。AIを中心としたスマート農業に大きな期待が寄せられているが、農=百姓仕事にはマニュアル化できない技や知があることを忘れていないか。「農らしさ」「農の本質」という視点から冷静に見極めていくことが求められている。


【目次】

はじめに 百姓の感覚と考え方を伝えたい

1 私の青年時代の目覚めを語りたい
 1話 「減農薬」という言葉はなぜ生まれ、なぜ広がったのだろうか?
  COLUMN 「虫見板」の発明と驚き
 2話 なぜ「減農薬」は百姓からは歓迎されたのに、農水省からは嫌がられたのか?
 3話 「害虫」のほとんどは「害」にならない?
 4話 なぜ「ただの虫」が一番多いのか?
 5話 農薬のほんとうの怖さとは何だと思う?
 6話 語り方 「農」と「農業」はどう違うのか

2 百姓仕事って、楽しいの?
 1話 なぜ「草とり」が一番楽しいのか?
 2話 百姓が生きものと話をしてしまうのはどうしてか?
 3話 「草にことづて」する感覚はどこにいったのか?
 4話 百姓仕事の主役は百姓ではないのか?
  COLUMN 「稲の声」を聞く百姓と、聞こえる百姓の違い
 5話 我まで忘れて仕事する意味は、どこにあるのか?
 6話 天地自然と一体になることは可能か?

3 百姓は、生きものをよく殺すけど?
 1話 百姓はこれほど生きものを殺しても、なぜ悩まないのか?
 2話 「殺すために育てる」ことは、人間をどう変えたのか?
 3話 お玉杓子がいなくなると、なぜ百姓は「さびしい」と感じるのか?
 4話 「また会える」と、どうして確信できるのか?
  COLUMN 作物は女神の「死体」から生まれた
 5話 生まれてくる時はすぐに気づくのに、死んでいく時を知らないのはなぜ?
 6話 もし田んぼに稲以外の生きものがいなかったらどうなるか?
 7話 牛や豚や鶏の「殺処分」とは、異常ではないのか?
  COLUMN 翅のない天道虫をつくる傲慢さ

4 仕事よりも技術が大切なの?
 1話 「畦塗り」は農業技術か?
 2話 「手入れにまさる技術なし」とはどういうことか?
 3話 「米作日本一」は何を目指したのか?
 4話 「技術」になると失われるものは何か?
 5話 百姓仕事は「労働」なのか?
 6話 「農薬使用」という「農業技術」のほんとうのねらいは何か?
 7話 専門家と百姓はわかりあえるのか?
 8話 「自然主義」ではとらえられないものとは何か?

5 ロボットは百姓になれるか?
 1話 ロボットに「生きもの調査」をさせたらどうなるか?
 2話 百姓仕事をロボットに任せてよいのか?
 3話 「無意識の知(経験の知)」はAIに搭載できるか?
 4話 草の名前を呼ぶのは何のため?
 5話 無意識にしてしまう百姓仕事とはどういうものか?

6 農耕って、人間のためのものなの?
 1話 「農耕」と「採集」は断絶しているのか?
 2話 なぜ人間は「農耕」を始めたのだろうか?
 3話 「手入れ」は人間の心に何をも

内容説明

自然とあなたは、農と生きものと食べものによってつながっている。そのことの意味を、「科学知」と百姓の伝統的な「野の知」をつきあわせることから問う。

目次

1 私の青年時代の目覚めを語りたい
2 百姓仕事って、楽しいの?
3 百姓は、生きものをよく殺すけど?
4 仕事よりも技術が大切なの?
5 AIは百姓になれるか?
6 農耕って、人間のためのものなの?
7 農らしさって、何だろう?
8 農って食料生産だけなの?

著者等紹介

宇根豊[ウネユタカ]
百姓・農学博士。1950年長崎県島原市生まれ。福岡県農業改良普及員時代の1978年より減農薬稲作運動を提唱。虫見板を普及させ、害虫でも益虫でもない「ただの虫」という概念を広める。1989年に福岡県二丈町(現・糸島市)に移住し、農業を始める。2000年に福岡県を退職して、NPO法人農と自然の研究所を設立し、「田んぼの生きもの調査」を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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