かんがえるタネ<br> 川がつくった川、人がつくった川―わたしたちにとって川とは何か (新版)

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かんがえるタネ
川がつくった川、人がつくった川―わたしたちにとって川とは何か (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540251344
  • NDC分類 517
  • Cコード C0051

出版社内容情報

 「あなたの家の一番近くを流れている川について、あなたの知っていることを話してください。」
 読者へのそんな語りかけから本書ははじまる。「川とはなにか?」を考え、川とふれあい、川と人との関係を楽しいものにしようというのがこの本のねらいだ。新潟大学工学部での講義内容が基礎になっているが、水の性質や川の役割、洪水と水害の違い、水害を軽減する方法、近代的河川技術の問題点、川の楽しみ方などについて、専門用語はできるだけ使わずにやさしく述べられている。
 本書は、1995年にポプラ社から刊行された『川がつくった川、人がつくった川―川がよみがえるためには』の新版。30年間の変化として、河川法の改正(1997年)、流域治水法の制定(2021年)、新潟市のラムサール条約の湿地都市認証(2022年)などについても解説している。
 自然との共生の土台となるのが、川との共生。身近な川で遊び、川の悩みに耳を傾けることから、川とともにある未来を考える。


【目次】

第1章 川と遊び、川の悩みを聞いてみよう!
 自分の家に一番近い川はどんな川
 川にはいろんな歴史がある
 川には生物がいっぱい
 川のコンクリート化はなぜ悪い?
 近自然河川工法
第2章 水の性質と川の役割
 水は不思議な物質
 川の源流は雨?
 川は地球の物質循環の重要な担い手
第3章 川に関する基礎的知識
 川には瀬と淵がある
 沖積平野の河川形態
 堤防と川の右岸左岸・堤内堤外
 洪水と水害は違う――洪水流量はどう量る?
河川技術の三分類
第4章 水害を軽減する方法
 堤防からあふれることへの対策――水害防備林と越流しても破堤しない堤防
 地域を守る水防
 災害時は原始の状態
 望ましい水害対応策
第5章 近代的河川技術の問題点
 近代的河川技術を反省する
 日本最大の放水路・大河津分水
 物質循環を遮断するダム
 発電所は川の水を奪う
 信濃川の維持流量の改善
 魚道は魚に取って快適か?
 阿賀野川から学んだ「民衆の自然観」と「国家の自然観」
 狂った都市の水循環
 治水規模について考える
第6章 美しい川を保ち、育てよう
 ライン川は美しい
 外国の川は船の利用が盛ん
 美しい風景を保ち育ててこそ文化
 ボランティアで川を楽しもう
 川とは?
第7章 自然と共生する都市――ラムサール条約の湿地都市認証について
 都市は自然が嫌いだった?――ラムサール条約の思想的変遷
 「自然と共生する都市」の意味
 普遍的な理想社会から自然と共生する地域別社会へ
あとがき(旧版)
改訂版の発行にあたって

内容説明

自然との共生で鍵となるのは”川との共生”。川と遊び、川の悩みに耳を傾けてみよう。そうすれば川とどうつきあったらよいかがわかる。川と人との楽しい関係の取り戻しを目指した名著の新版。

目次

第1章 川と遊び、川の悩みを聞いてみよう!
第2章 水の性質と川の役割
第3章 川に関する基礎的知識
第4章 水害を軽減する方法
第5章 近代的河川技術の問題点
第6章 美しい川を保ち、育てよう
第7章 自然と共生する都市―ラムサール条約の湿地都市認証について

著者等紹介

大熊孝[オオクマタカシ]
1942年台北生まれ。新潟大学名誉教授・NPO法人新潟水辺の会顧問・水の駅ビュー福島潟名誉館長。『洪水と水害をとらえなおす』では、第74回毎日出版文化賞(自然科学部門)ならびに令和2年度土木学会出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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