出版社内容情報
今号の特集は「地球沸騰化時代の花の安定生産技術。
近年の猛暑の影響により、花卉の多くの品目で高温障害がみられるようになった。着花不良、着色不良などが発生すると、出荷可能本数が減るほか単価の下落にもつながる。
本書では、おもに施設栽培花卉での花ごとに生じる高温障害の症例と、その対策方法を紹介する。また、さまざまな高温対策技術を複合的に使用する方法や換気の最新技術、およびその実践例を収録した。
このほか「花卉園芸用土の設計」「物流危機時代の開花調整」「花の減農薬防除」「環境制御の最新技術」「切り花ヒマワリの育種・栽培」の5コーナーも収録。
【目次】
本書の読みどころ ―― まえがきに代えて
●花の温暖化対策――開花・着色不良を乗り越える
スプレーカーネーションにおける花芽分化期の高温遭遇による生理障害発生条件と対策
バラの夏季の高温化における新たな株養成技術
高温期に発生する白バラアヴァランチェ+の花色変化の原因と対策
温室の高温対策技術
切り花カーネーションにおけるLED光源の利用技術
〈事例〉複合的な温暖化対策を取り入れたバラ礫耕養液栽培 栃木県・田邊正剛さん
●花卉園芸用土の設計
用土の種類と特性
(無機質土壌/火山性砂礫/腐植,有機物/鉱物系素材/ピートモス,ピート/
木質副産物/ヤシ資材/ラン栽培培地)
用途に応じた鉢もの用土の設計
食品リサイクル堆肥を利用した花壇苗の栽培技術
竹粉を培土資材とした花壇苗の栽培技術
焼却可能な培養土によるカーネーションとカランコエの鉢花栽培
「DWファイバー」を培土資材としたシクラメンの栽培技術
●物流危機時代の開花調整
開花日・収量予測に基づいた開花調整
トルコギキョウ/バラ/小ギク/リンドウ
●花の減農薬防除
バラ切り花への微酸性電解水処理による灰色かび病抑制技術
紫外光(UV-B)を利用したデルフィニウムうどんこ病の防除法
●環境制御の最新技術
アルストロメリアの夏場における複合環境制御技術
スプレーギクの生産性を向上させるための炭酸ガス施用と換気温度
●切り花ヒマワリの育種・栽培
育種の動向と着眼点 ヒマワリ「サンリッチ」シリーズ
その他の宿根草(1)――姫ヒマワリ(ヘリオプシス)
〈事例〉群馬県吾妻郡(旧六合村)の産地形成
目次
花の温暖化対策―開花・着色不良を乗り越える
花卉園芸用土の設計
物流危機時代の開花調整
花の減農薬防除
環境制御の最新技術
切り花ヒマワリ・姫ヒマワリの育種・栽培



